AGrhythm's Future Perspective
アグリズムが目指す
食糧生産のミライ
アグリズムは「生産品質の可視化」技術を通じて、現代の「食糧危機」を解決するための食糧生産イノベーションの実現に力を注ぎます。
AGrhythm aims to revolutionize food production through visualization of potential production quality. Our innovative "Grid Pattern Sensing" method enables precision agriculture based on farm quality assessment.
アグリズム:
革新的な農業生産のスタンダードを創造する
アグリズムは農業生産に革命をもたらす画期的な技術を提供します。独自のバイオパターンセンシング法を用いて、植物の生育状態を科学的に「見える化」し、収穫量や品質の診断・予測、生産方式最適化を実現します。
この革新的な技術により、生産者は「農作物の生育のリズム」をデータに基づいて把握し、予見することが可能になります。すなわち、生産方式の抜本的な改良、多拠点生産の平準化、省資材・省エネルギー生産などが、勘や経験だけでなく、科学的根拠に基づいて実現できるようになります。
アグリズムは、このような食糧生産イノベーションを通じて、気候変動や資材高騰による食糧危機に立ち向かう「次世代の農業生産スタンダード」を提供し、持続可能な食糧供給の実現に貢献することを目指しています。
アグリズムが目指す食糧生産のミライ
Bio-Pattern Sensing NEXT gen. (BPS next)
Grid Pattern Sensing
次世代BPS グリッドパターンセンシング法
1
Visualization
見える化
BPS Next method visualizes farm quality for precise assessment.
2
Evaluation
評価診断
Enables accurate evaluation of agricultural land potential.
3
Prediction
品質予測
Forecasts production quality based on collected data.
最新の分光分析法をベースに、農産品質に直結するデータを効果的に収集、解析して生産手法の最適化に結びつけます。
バイオパターンセンシング技術:
農業分析の新たなパラダイム
* 弊社代表(森)が研究統括を務めた、農水省国プロ(食料産業等活性化のための新技術開発事業「バイオパターンセンシング法による子豚の成育品質評価技術の開発」)の技術成果。BPS nextは当該技法をベースとしつつ、アグリズムにおいて独自開発を進める。
バイオパターンセンシング(BPS)技術*は、従来の農業分析手法に革命をもたらします。BPSは、特定のターゲットに焦点を当てる従来の分析方法とは異なり、分析装置が検出可能な「全体」のデータを収集します。これにより、より包括的で潜在的価値の高いデータを得ることが可能になります。
従来の分析手法が高コストで特定のターゲットにのみ焦点を当てていたのに対し、BPSは分析装置本来の能力を最大限に活用し、網羅的な情報収集を行います。その結果、一回の分析でより多くの有用なデータを取得し、農業生産の多角的な理解と最適化を可能にします。
農業への応用
BPS技術により、作物の生育状態を総合的に把握し、最適な栽培条件の特定や収穫予測の精度向上が実現します。
従来の分析手法
BPS技術
特定のターゲットに高感度・高精度でフォーカス。コストが高く、データの範囲が限定的です。
分析装置の測定可能レンジを最大限に活用し、網羅的なデータを収集。コスト効率が高く、多角的な分析が可能です。
現場可搬型
BPS装置
(イメージ)
スマホアプリでの
操作/データアクセス
(イメージ)
BPS関連 R&D/事業化ロードマップ
既存機器・サービスをアセンブルしたプロトタイプでのPoC
パートナーからの依頼/高需要作物の診断予測プログラム開発
スマホアプリや現場測定パッケージを含む包括システム開発
パートナーとの周辺技術開発(栽培技術/環境制御最適化)
R&D
2025
2026
2028
2030
2027
2nd Stage
Full Services
Seed Stage
1st Stage
現場可搬型BPS装置販売/アプリ・クラウドベースのサービス展開
カスタマーサイドでのPoC実施
植物(生体/農作物)を対象とした受託分析/品質ラベリングサービス
特定作物を対象とした品質予測サービス開始/カスタム開発の受託
提供製品
サービス
データに基づくコンサルティング・現場最適化
アグリズムの事業概要: 持続可能な農業の未来を志向
合同会社アグリズムは、2023年7月31日に設立された新進気鋭のアグリテックカンパニーです。代表者の森は、千葉大学大学院園芸学研究科の非常勤講師を務めるとともに、IHG/JHTC認定のHACCPリードインストラクターとして活動しています。これらの豊富な経験と専門知識を活かし、アグリズムは革新的な農業技術の開発と普及に取り組んでまいります。
同社は千葉大亥鼻イノベーションプラザに拠点を置き、科学の視点に基づいて、環境負荷低減型の次世代農畜産技術の開発やコンセプトデザイン、現場への導入コーディネーションを実施します。また農畜産向け微生物資材の海外展開支援も行っており、特に海外認証取得支援に力を入れています。
1
2
3
4
技術開発
バイオパターンセンシング技術の開発と改良を継続的に行い、農業生産の効率化と持続可能性の向上を目指します。
コンサルティング
農業生産者に対して、BPS技術を活用した生産方式の最適化や収穫予測のコンサルティングサービスを提供します。
国際展開支援
農畜産向け微生物資材の海外展開支援を通じて、グローバルな食糧問題の解決に貢献します。
産学連携R&D
大学や他企業との連携を強化し、最新の農学研究成果をBPS技術に統合することで、さらなる技術革新を実現します。
創業者プロフィール
森 健 一 Kenichi MORI
1967年 岡山県岡山市生まれ
趣味:わんこ、作曲、旅行
国立大学法人千葉大学大学院園芸学研究科 非常勤講師
HACCP リードインストラクター(IHA/JHTC 認定)
広報部長 すみれ
学 歴
東京医科歯科大学(中退:検査技術学専攻) では、各種機器分析による生体情報の可視化手法と分子生物学領域の体系的知識を習得。その後東京工業大学大学院(技術経営専攻) にて、スタートアップと大企業間の連携様態の類型化、およびその成功要因に関する研究で修士号取得。
職 歴
2000年にバイオテックを共同創業。糞便分析に基づく農場品質推定や食餌変更に伴う腸内菌叢変化の可視化(ともに豚)等当時世界初の開発を含む5件の産学連携国プロをPL/SLとして統括。その後2013年に大学発SU設立。独創的な戦略で市場開拓を成功させ起業家経験を蓄積。
専 門 性
アグリバイオ分野における、分析技術をベースとした新たなコンセプトの創出に強み。組織横断型のR&Dマネジメントに長け、研究開発から事業化までを一貫して効率的にリード。アグリズムでは過去の経験を活かし、動植物の生育状態の可視化を通じた新技術開発を推進する。